カエンタケという 猛毒 最強毒キノコが大発生! [全国注意]
前置きなしでお伝えします。
今現在、日本の毒キノコの中で最強、最悪と云われる
毒キノコ「カエンタケ」が全国で大発生いているというのです。
触るだけでも危険! 食べればもちろん少量で重篤な状態に
おちいり、最悪は死に至るケースもあるとのことです!
一人でも多くの方に毒キノコの危険性を知っていただければと
子供にもわかりやすくお伝えします。
毒キノコ「カエンタケ」ってどれだけ危険なの?
どれだけ食べたら死んでしまうのかという「致死量」(ちしりょう)
は、わずか3グラム程度と大変猛毒なキノコです。
これまでに日本国内では10人の中毒患者がでていますが、そのうち
2人の方が死亡しています。
また、キノコに触れただけでも皮膚がただれる症状がでることもあります。
こうしたことから、日本最強毒キノコと云われるのかも知れません。
どんな形や色をしてるの?
まずはこちらの写真をご覧ください。
出典:wiki
何か人参が土の中から逆方向に生えているようにも見えますし、
赤サンゴショウのようだという方もいます。
人の手のようにも見えますね。
色はオレンジや赤茶色をしています。
特徴は地表近くで枝分かれして、2〜3本から多いと10本程度に
枝分かれしているそうです。長さは3〜15センチくらいにまでなります。
いつ頃?どんなところにはえるの?
発生時期は一般的なキノコと同じで、夏から秋にかけてです。
どのような場所にはえるのかというと、ナラやシイの木が枯れて腐った
木の根元に多く生息しています。
昔は山奥にしかはえていませんでしたので、人の目に触れる機会は
少なかったのですが、20年程前から全国に広がった「ナラ枯れ」の
影響で里山でもカエンタケが生える株が増えてきているのが原因の様です。
このことは大変重要です!
例えば、秋の行楽シーズンに家族で出かけたキャンプ場でドングリ拾いを
している子供が不意にカエンタケに触れる可能性もあるからです。
特に子供は好奇心旺盛ですから、色のキレイな物や、変わった形のもに
興味をいだきますし、まずは触感で確かめようとします。
親御さんは普段から、このような危険が私たちの周りにあることを話題にして
子供へ注意をうながして下さいね!
ここまで読んでいただいた方はもうどれだけ危険なキノコなのかご理解
いただけたと思いますが、念のため、、、
もし食べてしまったらどのような症状に襲われるのか?
まず、短時間に腹痛や吐き気を引き起こします。
つぎに、手足のしびれやめまい、言語障害、ついには呼吸困難に陥ります。
この秋、全国で大量発生している「カエンタケ」の恐ろしさについて
まとめてみました。
食欲の秋ですが、
あやしいキノコには絶対に手を出さないように肝に銘じたいですね!